孤食(個食)

一人ぼっちでのご飯

家族のコミュニケーション不足の結果として起きている現象のひとつに、「孤食」があります。
孤食は、「個食」と書くこともあり、文字どおりひとりで食事をすることをさします。

とくに小学生や中学生の子どもがひとりで朝食を食べて学校へ行くことが問題視されており、貴重なコミュニケーションの時間である食事の時間を見直そうという動きが高まっています。

子どもがひとりで食事をすることになる原因としてまず考えられるのが、生活パターンの家族間でのずれでしょう。

今では小学生や中学生でも夜遅くまで塾に通い、さらにその後に学校の宿題に追われて寝るのが深夜12時をまわる、ということも珍しくありません。

そのような生活をしていれば、当然朝は時間ぎりぎりまで寝ていることとなり、ゆっくり朝食などたべてはいられなくなります。

なるべく家族揃っての食事を心掛ける

また、中学生になると、とくに運動部の場合などには夜遅くまで練習をすることになり、育ち盛りでお腹のすいている子どもは家に帰るまで待つことができずに学校がえりにファーストフードに友達と立ち寄ったり、コンビニなどで買い食いをすることになり、そうすると家に帰ってすぐに家族と一緒に食事をすることが減ってしまうのです。

さらに、学習塾というのは多くの場合、夕方から夜の時間帯にかけて授業を行います。
なかには小学生でも、夕食の弁当持参で塾に通うということもあり、しかもこれは珍しくはないようです。

昼食は当然、学校で給食や弁当を食べることになりますから、それに加えて夕食も塾で食べるとなれば、家族一緒に食事をする機会はほとんどなくなってしまうでしょう。

そのような現代の忙しい生活サイクルが孤食を作り出しているとはいえ、そういった生活自体を変えることは現実的に難しい、ということも多いでしょう。

そのような場合に大切になるのが、短い時間でも、少ない回数でもいいから家族が揃って食事のできる機会を設けようという工夫と努力です。ご飯

家族それぞれが忙しくて、なかなか一緒に食事をする機会のない家庭であっても、一週間一回くらいであれば、揃って食事をすることができるのではないでしょうか?

家族それぞれが協力し合ってそのような時間を取ろうとする心がけがたいせつなのです。
短い時間であっても、そういったコミュニケーションの時間が子どもにとってかけがえのないものになるのですよ。