男児思考から女児思考へ?

跡取りという概念の薄れ

最近の家族スタイルの変化として、大きいものに「男児がほしいという女性よりも、女児がほしいと考える女性が増えた」ということが挙げられるでしょう。

これは、非常に大きな変化であり、現在の家族スタイルを象徴するものとなっています。

これも昔の話になりますが、昔は「子供を生むなら男児」「跡取りを産め」などと良く言われたもの。
生まれた子供が女児だと、夫側の両親があからさまにがっかりするということもありました。

なぜなら、「男児は実家に残り、両親と同居をして面倒をみる」という考えが主流だったからです。
また、どんな家でも家督を継ぐのは男児の役割といわれていましたから、「産むなら男児」という考えが一般的だったのです。親子

しかし、現代になってみると「子供を産むなら女児がいい」と答える女性が7割を超えるそうで、驚きの結果となっているとか。

中には、産み分けまで試し「何が何でも女児を」という人もいるくらいです。

なぜ、男児ではなく女児がいいと言われているのでしょうか。

ライフスタイルの変化

実は、この答えに「家族のライフスタイルの変化」があります。
今の世の中だと、「男児だと、大きくなった時にお嫁さんにとられてしまう」という考えが浸透しています。

今の家庭は、子育てを全面的に請け負う女性が中心となっており、住む家にしても、「子育てで困った時にすぐに頼ることができる様、嫁側の実家近くに建てる」ということが多いです。

これに対し、夫が異を唱えることもあまりないので、夫側の両親からすると「息子をとられた」という感覚になってしまうのだとか。

夫側の実家より、妻側の実家の方が孫に会うことができる回数も多く、また密接な関係を保つことができる為、将来のことを考えれば「男児を産むのは損」という考え方を持つ女性が増加。

このことが、女性に「女の子がいい」と言わせているのです。

他にも「男の子は大きくなったら冷たいけど、女の子は一緒に買い物に行ってくれる」「親を大事にしてくれる」などと考える人が増えているそうで、だからこそ「産むなら女児」という発想になるわけですね。

子供は授かりものですので、男の子がいいとか女の子がいいとか、そんなことを言っていいものではありませんが、それでも「女の子志向」がどんどん上昇しているのは事実の様です。

また、家庭内でも社会でも、「女性」の立場はぐんぐん強くなりつつあります。
時代が変われば、人の考え方も変わる、そしてライフスタイルも変わる・・・ということでしょう。