Home家族を描いた作品マイ・ルーム

マイ・ルーム

病室

誰もが知っている俳優が勢ぞろい

マイ・ルームとは、出演者の豪華さで話題になった作品です。

マイ・ルームの出演者は、ダイアン・キートン、メリル・ストリープ、ロバート・デ・ニーロ、そしてレオナルド・ディカプリオです。
マイ・ルームのストーリーは、問題児が世の中そのものを好ましく思っておらず、また、そのような人生を送っていたために、荒んだ毎日を送ってしまうことになるといった、反抗期、そして更生に関する内容となっています。

また、更生に至る過程では、家庭の事情も絡んでくるので、家族の愛情であり絆を再確認させられる作品でもあります。
というのも、作品内では白血病にかかってしまったキャラクターと、それを支えていかなければいけないという背景があり、その影響で、マイ・ルームという作品に重厚なテーマができあがっているからです。
最初は、日常を楽しんでいる人、もしくは疎んでいる人が登場するだけなので、ストーリーの進行は早くありません。
ですが、病院、病気の話が出てきてからは、自分だけでなく、家族や病気について考えるシーンが出てくるのです。

また、マイ・ルームの凄いところは、病気にかかった人物の演技を、演技力で知られる名優たちがこなしているところでしょう。
認知症で寝たきりの人物、もしくは前述の白血病といった、余命が限られているかもしれない人物を名優が演技するのです。

そのため、主人公についても最初は現状を信じられず、また、そのような態度を示す勇気もなかったため、家族との関係に亀裂が入ってしまうシーンもあります。
ですが、このような演技も含めて、実際に起きるような出来事の一部という認識が行え、それがマイ・ルームへの没入感を高めてくれるのです。

他にも、マイ・ルームは美人、美形の俳優がそろっているので、演技力だけでなく、うっとりとするような容姿の確かさも再確認できます。
色々と問題の多い家族ではありますが、これほどの人物に囲まれての生活というのは、羨ましいと感じる人も多くいるでしょう。

そして、ストーリーの進行を通じて、そもそもマイ・ルームであり、家族というものの幸せとはなんなのかを学ぶことができます。
最初は、個人としての幸せ、もしくは順風満帆であることの幸せを考えるのですが、助けてくれる人がいる、または家族の絆という温かみにより、辛い気持ちを克服できる様も学べるようになっているのです。

演技力によりリアリティを感じさせる映画

ベテラン俳優たちの圧巻の演技力に引き込まれたという感想がよく聞かれます。
重いテーマでありながらも、レオナルド・ディカプリオの演技力が光り、全体的に湿っぽい雰囲気がなく気持ち良く見ることができました。
病気の恐ろしさ、そして病気に立ち向かう勇気を学べる作品として、また見たいという気持ちにさせてくれます。