東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~

○オダギリジョー主演、リリー・フランキー原作。

「家族」をテーマに描いた映画として、良く知られているのが「東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~」。
当時、非常に話題となった映画の一つですので、この作品をみたことがあるという人は多いのではないでしょうか。

主演もオダギリジョーと樹木希林という最強の布陣。
放映前から非常に前評判が高かった「東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~」ですが、実際に映画をみたひとの多くが感動で泣きはらしたと言われるほどの内容です。

そんな、「東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~」について触れていきましょう。

「ボク」とお母さんのお話

「東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~」は、母親と主人公「ボク」の物語です。
「ボク」がまだ小さいころ、オトンの酷さに嫌気がさしたオカンは小料理屋で働きながら、明るく元気に
「ボク」を育ててくれました。

小料理屋で働いていたオカンのおかげで、美味しいものを食べてたくましく育った「ボク」。
オカンも、花札で遊ぶなどそれなりに楽しい生活をおくりながら、2人は生活をしていました。

学校で長い休みがあるときは、「オトン」のところへ行っていたボク。オトンとも、まあまあの関係は築くことができていたようです。

そんな活気のある街も、街の収入源だった「炭鉱」の衰退とともに活気を失っていきます。
「ボク」は、東京にある美術の学校に行くことを決め、15歳でオカンと離れて暮らすことになりました。

時はながれ「ボク」は大学生に。

美大に行きながらも遊びほうけていた「ボク」は、進級が難しくなりオカンに留年させてもらっての卒業。
それでも何をしていいか解らず、オトンに相談しながらのらりくらりと生活していたとき、日本のバブルがはじけました。

それがきっかけで多額の借金を背負う「ボク」ですが、これが転機となりコラムニストの仕事をこなすようになり、その道で生きていくことになります。

しかし、そんな折にオカンの癌が発覚…。
「ボク」はオカンを治療させるために東京に呼び寄せ、恋人も交えた穏やかな生活が始まります。

しかし、がんは確実にオカンの体をむしばんでいく…そういう内容の映画です。
母親と息子の生き方、愛情…。「ボク」が必死に母親に声をかけるシーンは、こちらも思わず涙してしまうほどです。

「東京タワー~オカンと僕と、時々オトン~」をまだ見ていないというひとは、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
「家族とは何か」、そのことがとても良く解る、そして身近にいる人を愛したくなる映画です。