家族間での犯人探しをしない

誰かのせいにしない

家族の中でトラブルがあるとき、口げんかが続く、子供が言うことを聞かないなどあれば、ついつい誰かのせいにして、犯人捜しをしようとします。
夫や妻が悪い、または子供が悪いと、決めつけることも多いです。
しかし、犯人捜しをしても問題は解決せず、家族の中の事は、夫・妻・子供とそれぞれが複雑に関係し、環境も要因となっており、原因は1つではないのです。

家族の中で、誰かが悪いと犯人捜しをすると、それはお前も悪いと、言い合いになってしまいます。
そのために、誰かのせいにすると、問題は解決するどころか、ますます悪くなることも多いのです。
場合によっては、家族のそれぞれが被害者でもあり、加害者でもあるケースも少なくありません。

続く問題と変わるとき

・問題は続きやすい

家族の中で問題があり、家族の雰囲気が悪くなっているときは、往々にしてそれは変わらない場合が多いです。
家族会議などすれば、多少は問題は改善することもありますが、問題は続くことが多いです。

それは、人間の性格に由来します。
人間は変化を恐れて、今の状態を維持しようとするようになっており、悪い状態ほど変えようとはしません。
物事が変化するには、大きな労力を必要としており、変化するのは苦労をともない、変化したがりません。

さらには、家族の問題は、1つ原因があると、他に問題を引き起こすように、スパイラルになることも多く、悪循環に陥りやすいです。
問題となる原因があり、その原因によって、また違う問題を引き起こしてしまいます。
このようにして、家族の問題は解決しにくい性格をしています。

・変化があるとき

どんな問題を持っている家族であっても、ある時変化が訪れます。
それは、家族の誰かの生活スタイルが大きく変わるときです。
特にその中でも、子供が親から離れて独立するときは、大きく変化を迎え、家の中の様子も変わっていきます。
母親は親として自覚を持つようになり、父親は子供のために仕事への考えを変えるなど、誰かの生活スタイルが変わると、家族全員がプラスの方に考えを変えようとします。

ただこのような大きな変化は、人間にとって、心配と不安の大きな事柄となり、恐怖を覚えます。
変化を恐れて今までのスタイルを変えようとしない、急激な変化によって、家族が崩壊することもあります。

家族が変化を迎えたときには、問題を起こしている犯人捜しをせずに、家族のそれぞれが変わることです。
夫や妻、子供がぞれぞれ変われば、家の中の雰囲気なども変わっていき、変化をスムーズに受け入れることができます。
それは、自分の考えや行動を変えるだけで良く、家族の誰かが犯人だと考えないことです。
あなたが変われば、家族の他の人の受け止め方も変わり、接し方も変わってきます。