ライフ・イズ・ビューティフル

戦争によって生まれる家族愛を学べる作品

ライフ・イズ・ビューティフルは、戦争をテーマにした作品です。

また、戦争をテーマにした作品の場合、戦争のシーンを多く見るケースが多いのですが、ライフ・イズ・ビューティフルの場合は、強制収容所に送られるといった、戦争で起きる悲劇を謳っている作品なのです。

ストーリーとしては、1937年のイタリア・トスカーナ地方を中心として進んでいきます。
最初は、戦争の雰囲気はほとんどありません。
そのため、最初は物語の中心となる人物たちの案内、そして、これらの人物が生み出していく恋愛、結婚といったストーリーが軸になっているのです。

しかし、そのような明るいストーリーは長く続きません。
次第に、トスカーナ地方にも戦争の兆候が見え隠れするようになり、世間は一転して、戦争からの脱却、もしくは避難といった道を選ぶようになります。

ですが、そのような働きかけ、もしくは個人個人で動きを見せても、最終的に強制収容所に送られるといった、悲しい展開が起きてしまうわけです。
ライフ・イズ・ビューティフルは、生そのものの喜びを形にしているだけでなく、ふとして訪れる死についても謳っている作品なのです。

このような展開となっているので、最初はいきなり訪れる話の変化に、頭をついていかせるので精一杯でしょう。
ですが、このようなストーリーの中では、戦争による被害、もしくは民主差別による迫害なども学べるようになっているので、戦争の恐ろしさ、理不尽さを学びたいという人にはオススメできる作品です。

また、戦争が起きてから終始暗いストーリーが続くわけではありません。
最終的には、強制収容所送りとなってからも生き続けた人、家族が抱きあうといったシーンもあるので、徐々に感動が増していくという良さもあります。

途中からかなり重く考えさせられる展開に

ライフ・イズ・ビューティフルの良いところは、人が一生懸命に生きようとしている世界観をまとめているところです。

なので、歌やダンスといった表現を通じて、人というものが相手に自分の感情を見せ、そして相手から好かれるという喜びなども表現されています。
なにより、最初は自分のことばかり考えている人たちが、戦争を通じて協力的に生きることを学んでいくわけです。
現代にも通じる家族愛、もしくは地域のコミュニケーションの重要さというものを、ライフ・イズ・ビューティフルでは学べるようになっています。

ただ、途中から話がかなり重くなりますので、戦争を中心としている作品であるのは変わりません。
そのような展開に対しても、問題なく作品を見ることができるという人であれば、ライフ・イズ・ビューティフルを最初から最後まで楽しめるでしょう。